映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の試写をみて
映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の試写会へいってきました!
ストーリー
突然余命2か月の宣告を受けてしまった主人公の双葉が、家族のために死ぬまでにやっておきたいことを一つ一つ実行していくというストーリ。
重いテーマだが、ポジティブで少しファンタジーな映画です。
ポジティブで明るい
とにかくポジティブで前向きな映画です。主人公の双葉の強さと明るさがこの映画のすべてといってもいいかもしれない。余命宣告から始まる映画は、悲しいストーリーが多いですが、この映画はとても前向きで、勇気をあたえてくれる映画です。
母の愛、家族の愛。
上でも行ったように、この映画は主人公の双葉の強さと明るさがこの映画のすべての映画。そして、それは家族への愛からくるもの。映画の最初から最後まで「愛」に溢れています。大切な家族と、その周りにいる人たちを大きく包み込んでいく双葉の「愛」を是非劇場で。
娘役の杉咲花
主人公 双葉の娘役をつとめていた杉咲花さんの演技さ素晴らしかった。下着姿に成る体当たりな演技や、素朴だけど芯の強さを感じる役所がぴったりとはまっていました。ぐっさんと共演している味の素 Cook DoのCMのイメージが強かっただけに、映画での演技にびっくりしてしまいました。
映画のせいで一気にファンになってしまった。
キムタク主演の映画無限の住人でヒロイン役も楽しみ。
オダギリジョーのダメ男
さすがのダメ男っぷり。主人公 双葉の夫を演じているのですが、そのダメ男な役所がぴったりとはまる。日本の俳優で、ダメ男を演じさせるとトップクラスですよね。
そんなダメ男も、映画の終盤には父・夫としてぐっとくる演技を見せてくれます。
ファンタージー感
この映画、少しファンタジーです。特に最後のシーンはファンタジーそのもの。現実ではありえない終わり方をします。ただ、それがこの映画の芯にある重いテーマを和らげるというか吹き飛ばすというか、後味をよくしてくれるような気がしました。
映画を見て
正直、最初は見るのをやめておこうかと思っていました。予告編を見る限り余命宣告があって重めの映画なのかなと思って。だた、やっぱり招待していただいたので劇場へ足を運ぶと、予想を裏切る面白さ。もちろん、死へ向かっていくストーリーなので重い内容であることがまちがいないのですが、主人公 双葉の明るさで映画の辛い部分も受け止めることができたような気がします。
僕は男性ですが、女性が見たらもっと共感できるし勇気をもらえる映画なんじゃないかと思います。そして、双葉のような女性になりたいと憧れを持つんじゃないかな。
とても面白い映画でした。