映画「終わった人」の試写を見て
映画「終わった人」の試写を見てきました。
舘ひろしのキュートな喜怒哀楽
主人公の田代壮介(舘ひろし)の子供っぽい喜怒哀楽がとても面白かったです。
浜田久里(広末涼子)に恋をし、少年のように一喜一憂する姿がキュートで、男性の僕は共感しっ放し。
ダンディな舘ひろしのちょっとコミカルで抜けている演技が好きなので、重い雰囲気から始まった物語が、舘ひろしのポップな感情の表現で救われている感じもしました。
新垣結衣と共演したドラマ「パパとムスメの7日間」もそんな感じでしたね。
名言たくたくさん
この映画にはたくさんの名言が出てきます。
「定年退職は生前葬」「スーツが息をしていない」「思い出には勝てない」などなど。
文字だけみるとなかなか伝わりづらいですが、劇中の流れや登場人物の言葉から出てくるとズンっと心に刺さってしまいます。
原作でも同じ言葉が使われているのかな?
共感できるかな
主人公の田代壮介(舘ひろし)の妻の田代千草(黒木瞳)にはちょっと共感できませんでした。僕が男性だからなのか、原作を読んでいたらもっと共感できたのか、うーん、どうしても田代千草(黒木瞳)の言動や行動に共感ができませんでした。
劇場で初めて「終わった人」を見た方がどう感じたのすごく気になります。
女性にも聞いてみたいな。
映画を見て
これは確実に僕の年代がみる映画ではないかなというのが第一印象です。50~60代以上の方向けの内容かな。。
主人公の田代壮介(舘ひろし)と同年代の男性が見たら、僕が見て感じる映画の感想と違ってきそうです。あ、でも広末涼子がすごく魅力的に見えるのは一緒かも。
僕自身が映画を見てどう感じるかと言うより、これを50~60代以上方々が見て、男女でどういう感想を持つのかということばかり気になりました。
とわいえ、いつか自分も田代壮介(舘ひろし)と同じような立場になることを考えるとなんとも言えない気持ちに。
優秀でダンディな田代壮介(舘ひろし)だからこそ歩める道な気もするし…、なんて意外と入り込んで見てしまっていますね(笑)