艶やかに鬱ろう、うつくしい日本語をイメージした「日本を包む展」
渋谷ヒカリエで開催していた創作展「日本を包む」展をみてきました。
会場をうめつくす作品に圧倒されながら、一つ一つ見て回るのがとてもたのしかったです
伊藤透さんの「かほりうつろひ」のうつくしい形に魅入って、小川裕子さんの「朽ちていくもの」の生きた証の美しさ。坪田理美さんの「飲み頃を教えてくれる箱」の機能美。
あげたらきりがないほど、好きになるデザインがたくさん!
パッケージの概念を壊す、たのしい展示会でした。
創作展「日本を包む」展とは
「うつくしい日本語」をもちいたパッケージデザインをテーマに、パッケージデザイナーが「あでやか」「うつろう」「いさぎよい」「せせらぎ」「ざわめく」「いただきます」「しじま」「こころくばり」の8つのことばの中からひとつを選んでデザインしていくというもの。
応募作品からえらばれた112名のデザイナーによるパッケージが展示されます。
展示は東京の渋谷ヒカリエ8/ CUBEと大阪のブリーゼ・ブリーゼでおこなわれ、2018年・2020年も企画されています。また書籍化も予定してるそうで、参加してみたいデザイナーさんはチェックしてみてはいかがでしょうか。
気になった展示作品
伊藤透|かほりうつろひ
小川裕子|朽ちていくもの
池端慶|つかういとなみ、つくるいとなみ
國吉英二郎|空蝋 -うつろう-
酒元菜摘|四季の想いを贈る一筆箋包み
芝田伸恵|花心色 -はなごころ-
杉村敏男|E段、K段を使ったパッケージ
和田野香恵|人を包む「P」
錆・詫び・寂
小川を感じるハンドソープボトル
町田秦|aroma calendar 季の香
坪田理美|飲み頃を教えてくれる箱
井上直|静寂 -shijima-
牛島志津子|木桶蒸留捕獲焼酎 静寂(しじま)
貝の紅
永久のサクラ
透過水
しゃあっ、ぴっしゃあっ、すー。
朝霧
竹内美江|飴ちゃん
松樹青太|大叔母のお米
大嶋茉里奈|白無垢ネイル
上西伸一|「米一粒入、詰め合せ」
るてん
藤沢和幸|ざわめきを仕舞い込む
遠藤健一|ありがとうござい升
わたしのいのち by FOODEAD
関連リンク
http://www.jpda.or.jp/nihon-tsutsumu/