若手女性作家グループ展「Ascending Art Annual Vol.3 うたう命、うねる心」へ
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東京・青山のスパイラルガーデンで開催している若手女性作家グループ展「Ascending Art Annual Vol.3 うたう命、うねる心」を見てきました。
「Ascending Art Annual」は、スパイラルの建築空間が持つ「螺旋状に上昇していくイメージ」を体現する、今後の活躍が期待される若手女性アーティストを中心に紹介、発信していく展覧会シリーズです。
会場では、大小島真木さん、川越ゆりえさん、笹岡由梨子さんの作品を見ることができました。
亡くなった鯨の身体が深海に沈み、生物に 食べられることによって形成される生態系「鯨骨生物群」に着目して生み出された、大小島真木さん鯨をモチーフにしたインスタレーション作品はとても目を惹くものでした。
海洋調査船に乗って太平洋を旅したときの白い鯨との出会いから生まれた作品。白く死骸となって漂っていた鯨に鳥や魚が群がり、生命の循環を行っている様を見たそうです。
作品に近寄ってをよく見ると、花や草木、動物などが溶け込んだような鯨に、原爆が落ち環境を破壊している様子が描かれている鯨。
地球に生きる生と死、人間の罪など、様々なメッセージを感じました。
展示作品
開催概要
会期:2019年7月4日〜23日
会場:スパイラルガーデン(MAP)
時間:11:00〜20:00
入場:無料
関連リンク
▶ スパイラル
▶ 大小島真木
▶ 川越ゆりえ
▶ 笹岡由梨子
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