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東京・北千住の銭湯「タカラ湯」で開催していたケロリン桶のアート展「富山×銭湯PROJECT〜ケロリンミュージアム〜」へ行ってきました。

北日本新聞社が昨年から始動した富山県を銭湯で盛り上げる「富山×銭湯PROJECT」第2弾イベント。

架空の人物「巨匠リチャード・ケロリーン」が手がけた富山県発祥の「ケロリン桶」をモチーフにしたアート作品展です。

 

巨匠リチャード・ケロリーン

 

なぜ富山?と思ってしまいますが、富山県は人口当たりの銭湯数や入浴時間の長さが全国トップクラスで銭湯が大好きな県で、その特徴をPRに使った面白いプロジェクトです。

架空の芸術家「リチャード・ケロリーン(1914~1998)」を登場させ、富山県にある内外薬品(現:富山めぐみ製薬)の解熱鎮痛剤「ケロリン」の広告が印字された「ケロリン桶」をモチーフにしたアート作品を作り続けてきたリチャード・ケロリーンが東京屈指の銭湯街である足立区北千住で展覧会を開催したとう設定です。

 

会場のタカラ湯は、銭湯に日本庭園があることが有名で、銭湯特集の雑誌やテレビなどには必ずと言っていいほど取り上げられる名銭湯。

イベント期間中はもちろん入浴することができません。

本当にいい銭湯で、僕も一度だけ入りに行ったことがあります。

 

早速ミュージアムの中へ。

入り口ののれんもミュージアムしようになっています。

中に入って昔懐かしい下駄箱に靴を入れる、もうここまででも非現実と言うか、ワクワクします。

 

男湯女湯と通常は別れてる銭湯ですが、この日は順路で両方を回っていくようでした。

最初に入った湯場は、昔銭湯に入りにきた時は確か女湯だったはず。ドキドキ。

そんな最初の部屋に入ってまず見えてきたのはケロリン桶の巨大ピラミッド。

これだけ桶が使われていると圧巻です。

 

ピラミッドの横を抜けて浴室へ。

お湯が貼られていない銭湯に入るのって結構貴重な体験ですよね。

 

浴槽の入り口のマットもケロリンです。ちっちゃい。

 

浴室に入ると目の前にケロリン桶のタワーがドンッ。

すごい光景です。

 

浴室内はケロリン桶のタワーを中心にぐるりと回りながら、壁に展示された作品を見て回るような形でした。

 

 

グラッフィックや写真作品、グラフィティまで、ケロリン桶をモチーフにした作品がげんじされています。

最後のはバンクシーの作品をオマージュしたものですね。

 

隣の浴室へ移動です。

こちらは確か男湯だった気がします。

この男湯からタカラ湯自慢の日本庭園が見えるんですよ。

めちゃくちゃ癒されます。

 

浴室の中心に恭しく飾られているのは「白いケロリン桶」。

幻のケロリン桶らしく、東京で見れるのはこれが最後かも?らしいです。

 

こちらの浴槽にもたくさんの作品が展示されていました。

写真作品、ポップアート、シュール系など。

 

浴室から見える日本庭園はこんな感じです。

日本庭園にもケロリン桶があります。これは立山連峰をイメージしているそうです。

 

浴室を出て脱衣所から日本庭園へ。

どうですこの日本庭園、素敵じゃないですか。

 

湯上りにこの庭園で涼むのが最高なんですよ。

男子だけの特権です。

 

脱衣所にはリチャード・ケロリーン(架空の人物)ゆかりの道具が展示されてました。

 

会場では、イベントオリジナルのステッカーやTシャツ、ガチャガチャなんかがありました。

銭湯を丸ごと使って、アートと企業PRと都道府県PRを一気にやってしまうハイブリットなイベントでとても面白かった。

また、北千住で開催するという感じにも心をくすぐられました。

 

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