ルイ・ヴィトンのエキシビション「LOUIS VUITTON &」へ
東京・原宿のjingで開催されていたルイ・ヴィトンは、クリエイティブな交流やアーティスティックなコラボレーションを重ねてきたルイ・ヴィトンの160余年におよぶ歴史を辿る旅をご紹介するエキシビション「LOUIS VUITTON &」を見てきました。
エキシビションは、メゾンのクリエイティブな旅を辿る本、10の没入型スペースで構成されています。
20世紀初頭に製作された類まれなる特注トランクやルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトンがデザインした美しいウィンドウ・ディスプレイ。そしてカール・ラガーフェルド、シンディー・シャーマン、川久保玲、フランク・ゲーリーといった現代を代表するクリエーターによるアイコニックな「モノグラム」を再解釈したバッグや、磯崎新、リチャード・プリンス、ザハ・ハディッドといったアーティストとのオリジナルコラボレーションや彼らに制作を委託したクリエーション、近年の「アーティーカプシーヌ コレクション」など、伝統的なトランク製作から、村上隆の「スーパーフラット」コレクションのアート作品にいたるまで。
山本寛斎、藤原ヒロシ(FRAGMENT DESIGN)、草間彌生、NIGO®をはじめとする、日本の数多くの著名アーティストや国際的に活躍するパーソナリティたちとのコラボレーションが一堂に会していました。
エキシビジョン入り口から入ってすぐにあったのは、ミラー仕様のフロアと吊り下げられたLEDスクリーンによって区切られたスペース。
1921年に昭和天皇がパリ訪問を記念してデザインされた、ルイ・ヴィトンのシャンゼリゼ店のファサードはとても印象に残っています。
「日出ずる国」をイメージしたデザインのウィンドウ・ディスプレイに迎えられて中に入ると、フランス人デザイナー ピエール=エミール・ルグランといったグラフィックアーティストとのコラボレーション、香水瓶や化粧用品をデザインしたシュザンヌ・オザノーとカミーユ・クレス=ブロティエ、アレックス・イスラエルや、歌舞伎俳優の十一代目市川海老蔵とのコラボレーション作品などを見ることができました。
マルセル・ワンダース スタジオがデザインしたラウンジチェア、nendoによる「サーフェス・ランプ」と吉岡徳仁の「ブロッサム・スツール」も展示されていました。
巨大サイズの「バッグ ウィズ ホールズ」をイメージた空間には川久保玲さんとのクリエイティブな交流を見ることができました。
ダミアン・ハーストのカラフルな蝶、村上隆の風変わりなマンガ風キャラクター、スティーブン・スプラウスによるスプレーペイントのグラフィティ風レタリング、ジェフ・クーンズが再現したモナリザの微笑みといった、アーティストたちとのコラボレーションの展示。
さらに、カスタマイズされた「カプシーヌ」によって構成された限定コレクションも見ることができました。
また、村上隆や草間彌生とのコラボアイテムも。
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展示の最後は、スティーブン・スプラウス、リチャード・プリンス、ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン、ダニエル・ビュレン、草間彌生、クリストファー・ネメス、グレース・コディントン、シュプリームとのコラボレーション。
山本寛斎などの、日本のデザイナーたちとのコラボレーションによって誕生したメンズのルックも展示されていました。
藤原ヒロシ(フラグメントデザイン)とキム・ジョーンズのコラボアイテム(2017年)、NIGO®がルイ・ヴィトン LV スクエアードコレクション(LV2) のために富士山をモチーフとしてデザインしたマウンテンアビエーターブルゾンなどを見ることができました。
建築家・菅原大輔のデザインのギフトショップで、ルイ・ヴィトンの小物、「ギフティング」コレクション、テキスタイル、ファッション、ホーム & スポーツアクセサリー、フレグランス・コレクション、書籍が販売されていました。
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