クリエイティブな未来ノマツリ「六本木アートナイト2017」へ
六本木アートナイト2017へいっていました。
六本木アートナイトは、六本木を舞台にした一夜限りのアートイベント。
オールナイトで開催されるのが特徴で、日没から夜明けまでのコアタイムに様々なイベントを楽しむことができます。
今年は「未来ノマツリ」をテーマに現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなど、六本木の街をまるごと使った非日常的なイベントです。
東京ミッドタウン
これは「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 2017 in 東京ミッドタウン」。
スイスの音楽祭「ルツェルンフェスティバル」と音楽事務所「KAJIMOTO」が東日本大震災復興支援のために作られた高さ18メートルの巨大移動式コンサートホールです。
彫刻家のアニッシュカブーアのデザインで、ホール内の一般公開も行われてました。
ミッドタウンガーデンでは六本木未来会議の「森の学校」特別授業が行われていました。AR三兄弟の川田十夢さんや、落合陽一さんを講師に迎え、 「アート×物語×テクノロジーは都市伝説とどう付き合っているのか」や「アート×デザイン×テクノロジーは資本主義とどう付き合っているのか」といった慣性をくすぐられる授業。
もうちょっと早めに行って昼の部受けたかったな。
六本木の各所に設置されてある「巨人と歩く」がミッドタウンにも。
これはフィリピンのアーティスト集団「ネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブ」の巨人彫刻「ヒガンテス」を六本木オリジナルでコラボレーション制作された作品です。
キャノピースクエアには蜷川実花のインスタレーション作品「Tokyo Followers 1」がありました。
これは金子未弥さんの「地図の沈黙を翻訳せよ」です。
地図に書かれている都市名を刻印してつくりあげる作品です。
大野光一さんの「顔の小屋」です。
小さなプレハブの小屋の小窓から中を覗くとそこにはたくさんの顔が。
七搦綾乃さんの「rainbows edge Ⅵ」です。
自然物や自然現象をモチーフに制作されてている作品です。
映像作家のFUKUPOLYの「移動型映像プロジェクションパフォーマンス」。
近未来な装置を身につけた人から液体のような映像が投影され、歩き回ると言う不思議なパフォーマンです。
齋藤詩織さんの「スーベニア感謝祭」。
真っ白い着物に繊細なドローングを施していくライブペインティングです。
まだ制作がスタートしたばかりで、最後はどのようになったのかきになる…。
後藤宙さんの「構造/表象」。
一つ一つの赤い糸を打ち付けて作っていく公開制作を行っていました。
これも完成を見れていない…。
きになる。。
松本千里さんの「imagine the crowd」。
Yui Onoderaがサウンド・プロデューサーを務める「nor」のインスタレーション作品「dyebirth」。
電子制御された水やインクが模様を描き続けるインスタレーション作品です。
副島しのぶさんの「蝉は再び空をとぶ」。
蝉の羽を使った作品で、目の前で制作していく過程を見ることができました。
蝉の羽がこれだけ集まり光が当たると暖かい綺麗な色を放つことに驚き。
国立新美術館
蜷川実花のインスタレーション作品「Tokyo Followers 1」が国立新美術館にもありました。
六本木の各所に設置されてある「巨人と歩く」が国立新美術館にも。
吉本直子さんの「日々の亡霊」。
終わりと始まりを表現したインスタレーション作品で、約300着の古着シャツが使われているそうです。
六本木西公園
六本木西公園ではナウィン・ラワンチャイクン「OKまつり」が。
六本木をテーマにした短編映画の上映や、映画に出てくる六本木サルサのパフォーマンス・ワークショップが行われていました。
僕が公園に足を運んだ時にはサルサダンスの時間。
踊り方とかを教えてくれれて、陽気な音楽にたくさんの方がサルサを楽しんでいました。
六本木ヒルズ
六本木ヒルズというか、六本木通りに面した歩道なんですが、アーティスト・コレクティブ「国立奥多摩美術館」の『24時間人間時計~アジア編~』のパフォーマンスがおこなわれていました。
24時間を人間で刻みつけるなんて…、じっと手を上げたままにしておかないといけないののでかなりハードな作品です。
六本木ヒルズアリーナの蜷川実花のインスタレーション作品「Tokyo Followers 1」です。
アートナイトのメインイベント会場で、六本木の各所にある「Tokyo Followers 1」で最大の大きでした。
フォトスポットにもなっていてたくさんのお客さんでいっぱい。
綺麗に全体を見たかったな。
毛利庭園ではフェリックス・バコロール「荒れそうな空気模様」が展示されていました。
国立新美術館と森美術館で開催されている「サンシャワー:東南アジアの現代美術展」のインスタレーション作品が展開されていました。
江頭誠 「Suit」。
作品に使用されているカラフルなスーツを着て、お客さんが作品の一部に参加できたり。
もちろん「巨人と歩く」もありました。
オーストラリアのマルチメディアデザインスタジオ「ENESS(エネス)」の「Sonic Light Bubble(ソニック ライト バブル)」です。
ドットにも見えるLEDディスクがが透明のドームをカラフルに彩ります。
森と魚デザイン舎、キヲク 座「にゅー KEN-KEN-PA! で六本木ジャック」。
現代風にアレンジされた童謡にノリながら参加型のプログラムです。
けんけんぱなんて何年ぶり?
久しぶりにやるとめっちゃ楽しかったです!
スイッチ総研「六本木アートナイトスイッチ」。
六本木ヒルズや商店街に設置されたスイッチを手にするとあっという間に物語の主人公になれる面白いパフォーマンス!
最後に
最後に六本木交差点の山本洋子さんの「アジアの花」を見て帰路につきました。
終電で帰ったので、夜中の一番楽しいコアタイムには六本木にいなかったのですが、それでも十分に楽しかったです。
でも、もうちょっとパフォーマンスやイベントをみたったな。
今年はアジアの文化やアートを強く感じさせる内容だったな。
来年はどんなマツリになるのか、今から楽しみです。