3年ぶりの祭典「六本木アートナイト2022」へ

3年ぶりに開催された「六本木アートナイト2022」へいっていました。
六本木アートナイトは、六本木を舞台にした一夜限りのアートイベント。
オールナイトで開催されるのが特徴で、日没から夜明けまでのコアタイムに様々なイベントを楽しむことができます。
今年は「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」をテーマに、国立新美術館や大型複合施設を中心に六本木の街全域を会場として、アート作品、インスタレーション、音楽、パフォーマンス、映像、トークなどを楽しむことがでるアートイベントです。
例年だとオールナイトで開催されますが、今年はコロナ禍も考慮してか深夜帯の開催はありませんでした。
六本木ヒルズ

村上隆さんをキュレーターにむかえ、国民的キャラクターの「ドラえもん」をモチーフにしたバルーン作品がメイン会場に登場していました。
村上隆さんと7人のアーティストの作品がアリーナに。
作品の前では、メインプログラムに参加したアーティストの皆さんがそろって作品やイベントにかんするトークを繰り広げるステージを見ることができました。

井口雄介さんの「KALEIDOSCAPE」です。
鑑賞者参加型のインスタレーション作品で、参加者自身が巨大な万華鏡に組み込まれた自転車のペダルをこくご、目の前に作品が広がります。



ローレンス・ウィナー の「HERE FOR A TIME THERE FOR A TIME & SOMEWHERE FOR A TIME」です。



檜皮一彦「HIWADROME TYPE ε」です。
約60台の車椅子が5メートルほどの高さに積み上げられてできている立体作品です。
水の波紋2021展ではじめて檜皮一彦の作品めにして衝撃をうけたので、アートナイトでも見ることができてうれしかったです。



three「Tokyo’s Landscape」です。
作品はとても色鮮やできれいです。近づいて見ると、お弁当などで見かける魚型のしょうゆ差しでできていることがわかります。
しょうゆ差しにはカラフルな色水の入っていています。
六本木ヒルズ メトロハットにはデイジーバルーン「Wave」が展示されていました。
地下鉄から六本木ヒルズへと上がるエスカレーターで上を見上げると目に入ってきます。
作品は、スティック型バルーンを1万個以上使用して制作されているそうです。
東京ミッドタウン



東京ミッドタウンのガレリアに入る正面入口前に村上隆さんの作品が登場していました。


小野冬黄「インテリア」です。
インテリアアイテムを分解して、機能やデザインのありかたを問うように感じました。


古屋崇久「人工知能による顔の識別」です。
デジタルなのかアナログなのか、無意識にある常識を壊してくれるような作品です。

松田将英「The Big Flat Now」です。
巨大な作品はついつい凝視してしまいます。
攻殻機動隊の「笑い男」とデジタル絵文字を組み合わせた作品。

キムスージャ「演繹的なもの」。
漆黒のオブジェがネジまがった異質な空間のようにもみえてきます。
作品は宇宙のはじまりをイメージしているそうです。



牧野永美子「あかるい場所」です。


magma「ROCK’N」です。
人間の六感をテーマにした作品です。


関口光太郎と六本木の人々「新聞紙とガムテープで包まれた凱旋門とエッフェル塔」です。
21_21 DESIGN SIGHT企画展「クリストとジャンヌ=クロード”包まれた凱旋門”」の関連プログラムとして開催されたワークショップ「みんなの形で凱旋門を包もう(エッフェル塔も!)」で関口光太郎さんとワークショップ参加者によって制作された作品です。
街なか各所
六本木西公園に展示されていた東弘一郎「無限車輪」です。
大量に廃棄された自転車を生まれ変わらせ、自転車それぞれにあるストーリーを蘇らせるような作品です。









六本木西公園の「アートにエールを!広場」です。
これはコロナ禍においても文化の灯を絶やさないため 東京都が全国に先駆けて始めた芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」の美術部門から選抜されたアーティストがライブペイントを行う企画です 。





岩田とも子さんと港区立六本木中学校美術部が制作した 「地面をつかまえる -六本木の地図づくり-」です。



水川千春「花の茶室 ーつながる水脈ー」です。

六本木交差点にある高速道路の橋脚に登場したアート作品です。



増田セバスチャン「Polychromatic Skin -Gender Tower-」と「Polychromatic Skin -Flower-」です。

街なかにあるメインプログラム作品です。アーティストはMADSAKIさんです。
オールナイトではなくなってしまって、少し規模が縮小したような感じもありましたが3年ぶりの開催ということでとてもワクワクして楽しい時間でした。