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東京ミッドタウンで開催されていた「Tokyo Midtown Award 2023」を見てきました。

Tokyo Midtown Award は2008年から開催されているデザインとアートのコンペティションで、次世代アーティストの登竜門といわれています。
総計1,479件(デザインコンペ1,166件 アートコンペ313件)の応募作品の中からグランプリなど全16点の受賞・入選作品が決定します。

今年のデザインコンペ グランプリは黒澤杏さんの「動く募金箱」、アートコンペ グランプリは
タカギリヲンさんの「TOKYO ELEVATION Type 0」です。

デザインコンペ受賞作品

グランプリ|黒澤杏「動く募金箱」

「バトン」と「募金」をかけ合わせた募金箱です。一定の場所に設置されている従来の募金箱ではなく、人の思いを繋いでいくバトンのような存在だそうです。

優秀賞|都淳朗 太田壮「リバースけん玉」

従来のけん玉の構造を入れ替えたけん玉です。

球と皿、剣と穴が入れ替わっていて、その逆転から新しい体験とコミュニケーションを生み出します。

優秀賞|大原衣吹「記すビーカー」

マジックペンでオリジナルの目盛りを書き込むことができるビーカーです。
色々なドラマが刻まれていきそうなプロダクトだと感じました。

優秀賞|楊子秋「タイムシフトタイマー」

タイマーは、客観的な時間の長さを具体的な出来事として表示し現在の生活を歴史的な出来事や個人の記憶などと結びつけ自分と世界の繋がりを理解したり客観的にみることができるもの。

優秀賞|スイミー (栗原 渉 髙橋恵佑)「みんなの味噌汁.com」

実家の味噌汁をフリーズドライにして購入できるようにするオンラインショップサービスです。

A STUDIO(陳陽、呂木知、蒋方)「傘育て」

雨の中で傘を差すことが、雨を家に持ち帰り、その雨が木の割れ目に自然を作る。憂鬱な雨の日に、傘をさすめんどくささが、美しく変換されていくようでとても好きです。

蘭雲傑「シェアフード」

八の字型の食べ物。分けることを前提としたもので、味だけでなく、愛情や友情も“シェア”することが生まれるんだろうなと想像します。

Nyokki(三谷悠、八幡佑希、柿木大輔)「あやとり人間」

あやとりで人と人の距離感が縮まったり遠くなったりする遊び。コロナ感の鬱屈さから脱したような感じを受けて、爽やかな気持ちになりました。
実際に遊んだら楽しそうだろうな。

髙野彩乃「成長フォント」

子どもの手書き文字を成長と共にフォントで残しておくという素敵なサービスです。

8000000Studio(馬鳥智貴、陳宇澤)「充電端会議」

アートコンペ受賞作品

グランプリ|タカギリヲン「TOKYO ELEVATION Type 0」

準グランプリ|神谷絢栄「風の噂 2023ver.」

優秀賞|ナカミツキ「タイパする輪郭線」

優秀賞|hellowakana「Trap project(愛のある)b [trap#16]」

優秀賞|Liisa「明日は遊園地へ行こうね」

関連リンク

東京ミッドタウン

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