虎ノ門エリアで開催されたアートイベント「TORANOMON LIGHT ART」へ
虎ノ門ヒルズおよび新虎通りエリアで開催された都市回遊型アートイベント「TORANOMON LIGHT ART」へいってきました。
初開催された「TORANOMON LIGHT ART」は、光を使用した作品で都市における新たな芸術表現、賑わい創出の仕掛けとして世界中でフェスティバル「LIGHT ART」の日本版です。
最初に見たのはUxU Studioの「Tornado」です。
「竜巻」を光で表現したアートインスタレーションで、都市に突如として現れる光の竜巻が巻きあがっていく様子はを表しています。
芝生の広場で目に飛び込んできたのがtudio Toeの「Firefly Field」。
オーバル広場の虎ノ門ヒルズを象徴するジャウメ・プレンサ の「ルーツ」の眼の前に無数の光が宵闇を飛び交うインスタレーション作品です。
闇に輝くホタルにインスピレーションを受けた作品で、不規則に動く光がまるで生きているかのようでした。
オーバル広場からすこし外れた場所でVikas Patil & Santosh Gujarの「Nest」を見ることができました。
雄のニワシドリは雌のために巨大な巣をつくるという動物の生態にインスパイアされた作品です。
広場からタワーの外観を回るように移動すると現れたのがAether & Hemeraの「On the Wings of Freedom」。
光を放つ蝶の群れが飛んでいるようなインスタレーション作品です。
「バタフライエフェクト」から着想を得て作成されているそうです。
森タワーからステーションタワーへつながる場所にはlaa minawiの「My Light Is Your Light」がありました。
一筆書きの光で表現された6人の人物。
これは、遠くからこの場に辿り着いた「難民」たちを表現しているそうです。
外の作品を見たあと、虎ノ門ヒルズステーションタワーへ入って見ることができたのがOMA NY/Shohei Shigematsuの「Five Stars」。
虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの建築をデザインした重松象平/OMA NYによる作品です。
虎ノ門ヒルズから少し離れ街中にあったのがGali May Lucasの「Absorbed by Light」です。
3人の人物がベンチに並んで座っていて、よく見ると手元ではスマートフォンを操作するしています。
作品の間に一緒になって座ると、自分自身も作品になったかよう。
今の時代で、スマホの画面が一番身近な光なのかもしれません。