豊洲市場へ行ってきた
豊洲市場へ行ってきました。
築地から豊洲へ移転して一度も足を運んだことがなかったので、一度は見てみるのもいいかなと思い行ってきました。
せっかく市場まで行くので、どうせなら朝早くから見にいこうと思い始発電車で向かいましたが、マグロのセリには間に合わず、少し残念な結果にはなりましたが、ぶらぶらと市場内を見て回ってきました。
豊洲市場は主に水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、青果棟の3つの建物で構成されています。
もともとマグロのセリを見るつもりだったので、まずは水産卸売場棟へ。
駅から管理棟を抜けて長い通路をまっすぐと進みます。
見学ホールに到着です。到着するたくさんの人がいらっしゃいました。
広々とした見学ホールには展示物がいくつかあり、簡単に水産卸売場棟のことを学べるようになっていました。
市場に上がった最大級のマグロの模型があったり、映像で市場を紹介していたり、豊洲市場に集まる水産物を示したインフォグラフまで。
ここだけでも以外と楽しめます。
さらに奥へ進むと通路にたくさんの人が。
通路の大きな窓を覗くと大物卸売場が見えます。
下にはたくさんのマグロがずらり。
小ぶりのものから巨大なものまで。
大きいものだと3倍くらい差があるんじゃないかと思うほど、個体差があることにびっくりしました。
なかなか一本のマグロをこれだけ並んで見れることがないので、すごく面白かったです。
マグロのセリはこの通路からと、画像に写っている事前申し込みで入れる見学デッキから見ることができます。
今回は間に合わなかったので、次にくる時にはリベンジしたいと思います。
通路の奥に進むと広々とした見学エリアにつきます。
ここには、先ほどの見学デッキに向かう入り口がありました。
ここから窓の下を覗いてみると、鮮魚卸売場が見えます。
ここではマグロのような大物以外のお魚たちが取引されているそうです。
見学通路や奥のエリアにも市場を学べるパネルや写真が展示されていました。
セリで買手が値段や数量などを示す「手やり」を解説したパネルもありました。
見学通路を後戻りしている途中にある飲食店舗前を通過。
オープン前の各店舗にはすでにたくさんの人が列をなしていました。
水産卸売棟を出て青果棟へ向かいます。
長い見学者通路を抜けると広々とした見学デッキに到着です。
窓から覗くとそこにはたくさんのダンボール。
見学デッキから場内はかなりの距離があるので、野菜の姿はあまり見えず、ダンボールの山と行き交うターレーだけをぼーっと見ていました。
水産卸売場棟と同じように、ここにも建物の模型や、市場のことがわかるパネルなどがあります。
水産卸売場棟と水産仲卸売場棟は建物内に飲食店がありますが、青果棟は建物の外にお店があります。
こちらもたくさんの人で行列ができていました。
青果棟を出て次は水産仲卸売場棟へ。
ここでは入り口で見学者カードを受け取り首から下げなければならないようです。
通路の途中には見学者用のターレーが展示されていました。
ターレーは2台あり、運転席に上がり写真を撮ったりすることができましたよ。
通路を抜けてエスカレーターを上がっていきます。
するとそこは魚がし横丁。
市場関係者のために包丁などの金物から、まな板、長靴、調理衣服、食品包装用品が販売されています。
また、香辛料や乾物、野菜果物、味噌、お茶、漬物、卵焼きや練り物などの食料品も販売されていて、一般見学者でも購入することができました。
横丁をウロウロしていると時々目の前をターレーが通り過ぎたりすることもあり、市場っぽさを感じます。
水産卸売場棟にある飲食店舗もたくさんの人が行列をつくっていました。
3つの棟にある飲食店舗では、ここの店舗数が一番多かったように感じます。
飲食店では牛丼やサンドイッチのような軽食もあれば、海鮮丼やお寿司もあり、やはりお寿司屋さんが人気。
お寿司は、だいたい4,000円前後くらいで1人前が提供されている印象でした。
最後に屋上緑化広場で少し休憩して市場を後にしました。
築地にあった鮮魚の生ぐさい匂いや、市場で働く人の声に活気が、ここではなくて、どの棟へ行っても無味無臭で静かな印象。
工場のような病院のような感じもあり築地と比べると市場感が薄く少し残念な感じもしてしまいました。
とは言っても、肝心なセリも見れてないし、人の多さに疲れて食事もとらなかったので、次はもっと早くついて豊洲市場の魅力を堪能できるようにリベンジしたいと思います!
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