天皇の代が替わる御大礼を見る「即位の美・儀式の美」
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東京国際フォーラムで開催されていたJ-CULTURE FESTの「即位の美・儀式の美」を見てきました。
天皇の代が替わるさいに行われる儀式や、ハレの日の正装の展示などを見ることができました。
大正御即位式模型
大正天皇の即位礼が行われた紫宸殿及び南庭の様子を模型で再現されていました。
大正天皇の即位礼は、明治42年 (1909)に制定された登極令による最初の大礼で、明治天皇が示された「伝統」と「革新」を踏まえ、近 代にふさわしい皇位継承儀礼として整備されたもの。
模型を見ると、日本の伝統と近 代文化が混ざり合っている儀礼の様子を見ることができました。
また、挿華 大正天皇の即位式で用いられた挿華、即位礼の時に調進された飾剣(細劔)も展示されていました。
模型のそばには、即位式の旙(実物大) 即位式に用いられた実物大の旙が展示されていました。
御大礼装束展示
奈良時代から近代までの天皇の即 位式における装束をみることができました。
時代の流れとともに変わっていく装束はとてもおもしろく興味深かったです。
平安時代から孝明天皇の御代までは礼服として袞冕十二章の御服が用いられ、明治天皇の時より黄櫨 染の御袍を用いられることになったそうです。
展示では御大礼の 際に着用される天皇、皇太子の御装束や、儀式で陪膳などを行う女官が着用する装束なども展示されていました。
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