映画「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」の試写を見て
映画「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」の試写を見てきました。
前作からさらにパワーアップしてましたよ!
テンポのよさ
ミュージカル映画はどの作品もそうなんですが、本作のテンポの良さは気持ちがいい!
ミュージカルシーンも多いし、ストーリーからミュージカルへの移り方も良くて飽きさせな作りになっています。
自転車やバイクで海辺の道を気持ちよくスーーっとはしりぬけていくような、詰まるところがなく爽快に流れていく構成がとても好きです。
テンションが上がる楽曲
前作同様にABBAのヒットナンバーで構成されているのですが、前作では使用されなかった楽曲も多数登場。
ABBAを知らなくてもどこかで耳にしたことがある曲が、豪華キャストのダンスとともに流れるのでテンションが上がります。
リリー・ジェームズが素晴らしい
本作から新たなキャストに加わったリリー・ジェームズが素敵です!
とにかくかわいい。
メリル・ストリープ演じるドナの若き頃をリリー・ジェームズが演じるのですが、その天真爛漫で明るく周りを幸せに巻き込んでいくキャラクターにものすごくハマっています。
ディズニーシーの実写映画「シンデレラ」で主役を演じていたリリー・ジェームズなんですが、本作でも魅力が爆発していました。
僕個人的には、若きドナを演じたリリー・ジェームズが、ある種主役といってもいいような気もしてきます。
シェールが登場というサプライズ
予告でちょこっ写ってますが、ソフィの祖母役で歌手でありオスカー女優のシェールが登場します。
スクリーンからも伝わってくる大物女優のオーラに圧倒される。
ホテルの支配人を演じるアンディ・ガルシアと歌い上げるABBAの悲しきフェルナンドはこの映画の見どころの一つです。
エンドロールは必見です
前作で主役級のドナ(メリル・ストリープ)は、本作ではもう亡くなっているという設定なので、劇中でメリル・ストリープの姿は少ししか見ることができません。
ですが、エンドロールではメリル・ストリープ(ドナ)とリリー・ジェームズ(若きドナ)とアマンダ・セイフライドの三人がミュージカル!
さらに、ドナの親友のターニャとロージー、ソフィのパパ候補のサムとハリーとビルが、それぞれ若き頃の自分自身と共演し歌って踊ります!
これは必見!最後の最後まで見逃せないですよ。
やっぱりミュージカルはいい!
ミュージカル映画っていいですよね。テンションが上がる。
特に本作はヒット曲のオンパレードなので、自然と気持ちも乗ってきます。
ミュージカルシーンはかなり作り込まれていて、どの場面もすごくよかった。
映画後半、全員で歌い上げるクライマックシーンもよかったし、前半のカフェでのシーンや、ヨットの上でのシーンも好き。
オープニングの卒業式でダイナモスのメンバーとのシーンもよかった。
映画を見て
面白かったです。
前作から10年後を描いてどうなるんだろうと思ったけど、新たなキャストが加わりパワーアップした内容になっていました。
誰も傷つかず見る人をハッピーにさせてくれる素敵な映画。
見終わったときの爽快感が気持ちいいです。
とにかくハッピー! リリー・ジェームズ演じる若きドナの奔放で前向きな姿に引っ張れているのが、すごくポジティブな気持ちにもなります。
前作を見た人はもちろん、意外と見ていないひとでも楽しめるような気がしました。
映画をみた帰りは、気がついたらABBAの名曲が口から漏れ出ていました。