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プップー!赤から青へと信号が変わったとこに気がついていない車に鳴らしたクラクション一つでひどい目にあっていくサスペンス映画。
いや、サスペンスというかもはやホラー作品。

この数年、ドライブレコーダーの普及でニュース等にとりあげられ社会問題とかしてる“あおり運転”を取っ掛かりにストーリーを作り上げた印象です。

映画「アオラレ」予告動画

 

 

作品の冒頭で、アメリカでも社会問題となっている車のトラブルをニュース映像や数値で表していて、世界中のどこでもある問題なんだなということにハッっとしました。

あおり運転を映画作品というと真っ先に思い浮かぶのがスティーブン・スピルバーグ監督の「激突!」ですが、その作品の現代版といった感じです。

 

 

激突!が公開された1970年代にはなかったスマートフォンが、物語を組み立てるキーになっていて、GPSやネットバンキング、保存されている連絡先から被害が広がっていったりと、スマホの中にある個人情報の危険な一面も描かれていました。

“アオラレ”というタイトルから想像する車やカーチェイスのような展開だけでなく、スマホなどの情報から大きく発展してく組みたて方は面白かったです。

緊張感や迫りくる恐怖のような感じはそこまで強くない印象で、むしろ人を痛めつけたり殺したりするシーンがちょっとグロくて、B級映画のような雰囲気も感じます。
最後の終わり方もB級っぽい。

 

 

ただ、数年前から激太りのニュースがちょこちょこ話題になっていたラッセル・クロウの体格がこの作品にガッチリハマっていて…怖い!怖い!!
あんな人が後ろから迫ってきたら…と考えると、やばいです。

グラディエーターのムキムキな体の面影はまったくなくなっていて驚きます。

2000年公開なのでもう20年以上前の作品ということを考えると、体格もかわりますよね。
体格がよくわかるのが弁護士と二人で向き合っている場面で、ラッセル・クロウのデカさにびっくりします。

面白かったけど、みていて気持ちの良い作品ではないので、精神状態が良いときにみることをおすすめします。

 

 

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関連リンク

アオラレ


 

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