映画「THE GUILTY ギルティ」の試写を見て

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映画「THE GUILTY ギルティ」予告動画

 

映画「THE GUILTY ギルティ」の試写を見てきました。

 

 

設定の妙

緊急通報指令室のかかってきた一本の電話からはじまり、物語が電話で終る。
ほとんど主人公のアスガーの姿しか映らない。
電話だけてストーリーが進み、事件がおこり、見る観客を振り回していく。
過去に似たような作品があったかもしれないけど、僕は新しい体験ができたように思います。
一室のみですべて、かつ音だけで物語が進んでいくなんて、面白すぎます。

 

 

登場人物は頭のなか

誘拐された女性、彼女を誘拐した男性、彼らの関係者に、主人公のアスガーの相棒や同僚達。
劇中にはたくさんの登場人物がでてくるのに、ほとんど顔も姿もわこらないまま終わっていきます。
声は同じでも、映画を見ている人それぞれの頭のなかにでで来る登場人物の姿は違うものでしょう。
背格好も顔も違うだろうし、年齢や雰囲気も違うだろうし。
映画を観たあとに、どういう人物を想像したか語り合ってみたいです。
同じ作品をみているはずなのに、みんなバラバラの姿をみているなんて、考えると面白くなきてすか。

 

 

音だけに集中する

物語りは主人公アスガーがつけているインカムの見えない向こう側で起こっている。
見ている観客は自然に耳に集中して映画の世界に入っていきます。
話し声、息づかい、インカムからもれ聞こえる雑音、車が走っている音、パトカーのサイレント、すべての音に耳を傾け、インカムの向こう側で起こっている情景を想像する。
映画を見ながらここまで音に集中するってなかなかないですよね、面白かったてす。
欲を言うなら、字幕じゃなくて吹き替えで見たかった。
字幕の文字を追わずに映画を楽しめたらより良かっただろうな。

 

 

音で張り巡らされた伏線

物語の中にはたくさんの伏線があり、それを後半に向かい回収していきます。
その伏線がすべて「音」で、映画を見ている人の想像に頼っているというところがとても面白かったです。
耳で聞いて想像していたことが、どうつながっていくのか。
ワクワクしながら見てほしいポイントです。

 

 

映画を見て

面白かったです。スクリーンで映像を見ているはずなのに、見えないインカムの向こう側を想像をしている。新しい映画体験でした。
シンプルな設定ながら、丁寧に設計されたサウンドデザインでグイグイと僕らを音の世界に引っ張り上げてくれます。
映画を見ているすべての人が、音の先にある見えないものを見ようとしている感じが新鮮。
ストーリーに触れることをかくと、あっという間にネタバレに繋がってしまいそうで何もかけないのが歯がゆいレビューになってしまいました。
ハリウッドリメイクもたのしみです。

 

 

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