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東京の汐留にある「浜離宮恩賜庭園」に行ってきました。

浜離宮恩賜庭園は、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変える潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。

庭園には出入口が2つあり、僕は中の御門から入りました。

門をぬけてサービスセンターを通り過ぎると大きは広場が見えてきます。

野外卓広場という場所だそうです。

野外卓広場の奥には新銭座鴨場があります。

「鴨場」とは大名の別荘地などにもうけられていたものだそうで、野生の鴨や水鳥を遊猟するための場所だそうです。

この門のようにみえるものは小覗というもの。

小窓から覗いてみると引掘とよばれる水路が見え、奥には元溜りと呼ばれ水鳥がいる池があるそうです。

わきのほうからすこし上がると元溜りがすこしだけみれました。

となりには縦長のひろい空間があります。

ここは馬場の跡だそうです。

馬場跡を離れささらに進むと潮入の池「大泉水」が見えてきます。

池には橋がいくつかかかっていて、この最初に渡った橋は中島橋という橋。

橋をわたった先にある中島には立派な御茶屋さんがありましました。

御茶屋さんは見学も自由だということで中に入って見てきました。

ガラス戸から光が沢山入り、畳と板の床が気持ち良い空間です。

室内から外へも出ることができて、特等席で美しい風景を見ることができます。

御茶屋で提供されているお抹茶もとても美味しそうでした。

次にうかがった際には、ゆっくりといただいたいです。

中島の御茶屋から移動するときには、来るときに渡ってきた中島橋ではなく、反対がわにあるお伝い橋を渡ります。

お伝い橋の真ん中くらいで振り返って御茶屋をみると、これもまた絶景でした。

橋を渡りきった先には富士見山という高台があります。

昔はここから富士山がみえてたのでしょうか。

更に進むと東京湾の方へでました。

庭園の側がすぐ海。

今はたくさんのビルが見えますが、昔は水平線が見えていたのかもしれません。

これはもう一つの潮入の池「横堀」です。

側には御亭山という高台があります。

ここもまた絶景です。

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御亭山を下りてすこしいくと見てくるのが「松の御茶屋」です。

英国公使パークスとの会食場として使われていた御茶屋を、2010年に復元したものだそうです。

これは「鷹の御茶屋」です。

将軍が鷹狩をする際の休憩所としてつかわれていた場所だそうです。

中に入ることができて、将軍が休憩をとる畳敷の上段を見ることができました。

壁の裏側には、鷹狩につかう鷹を休ませる鷹部屋があります。

建物をでて裏に回ると鷹部屋を見ることができました。

写っている鷹は模型です。

鷹の御茶屋のすぐとなりには「燕の御茶屋」があります。

将軍が接客・利用する建物で、釘隠しの金具が燕型だったので「燕の御茶屋」だそうです。

すこし中をのぞいてみると将軍が座るための上段がみえました。

こちらの建物は「芳梅亭」という集会施設です。

離宮時代の官舎を修復した建物で、有料で一般利用することができるそうです。

内堀の側を通って少し進むと綺麗な菜の花畑が出現しました。

菜の花畑の側が梅園で、梅の赤と菜の花の黄色がとてもうつくしい場所でした。

旧芝離宮恩賜庭園とはまたちがった良さがあり、素敵な庭園でした。

関連リンク

浜離宮恩賜庭園


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