「水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう?」へ
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東京・日本橋のCOREDO 室町テラスで開催された「水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう?」を見てきました。
2020年開催予定の「東京ビエンナーレ2020」のプレイベント。
鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツーの3組による作品と、「水都東京 日本橋の未来」をテーマに建築史家・陣内秀信による時代考証と東京の基層文化展示を見ることができました。
鈴木康広さんは、氷でできている人形が溶けて水にもどっていくインスタレーション作品「氷の人」、「結露の人/空気の涙」、「空気の人」(野外展示)を展示。
浅草に見に行った子がある「ファスナーの船」でも、ある一方の水テーマだったのでリンクするものを感じます。
▶ ファスナーの船
スプツニ子!+西澤知美さんは、大学医学部一般入試の女子受験者減点問題から生まれた「東京減点女子医大」を展示。
「東京減点女子医大」は、女子学生が一般男性を改造して「エリート男性ドクター」を作り上げドローンに乗せて日本各地の病院へ配送するという架空の大学。
女子受験者減点問題から見えてくる女性差別をブラックユーモアたっぷりに描いた作品です。
電動ロトリーウィンチと農業用噴霧器を組み合わせたドローイングマシン。
コンピュータで自立稼働していて、不完全な制御によっておこる偶発性によって巨大な新壱万円札が描かれていきます。
電子化されつつあるお金の存在に、巨大なマシンで挑もうとしているように感じます。
展示作品
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