映画「バーナデットママは行方不明」の試写を見て

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映画「バーナデットママは行方不明」予告動画

映画「バーナデット　ママは行方不明」を見てきました。
新進気鋭の天才建築家が“創造”することをやめ、日々の生活に悩むなか、娘が提案してきた南極旅行を受け入れ止まっていた人生を変える旅に出ていく。

人生は山あり谷ありで様々な問題が起こります。それは、心を壊してしまうほどの大きな問題が起きることもあるかと思います。
主人公のバーナデットも、社会に適合できなくなり日々に悩む一人。
そんな彼女が一歩踏み出し、いや大きく大胆に行動し人生を動かしてくストーリー。
とても勇気がもらえる作品でした。

バーナデットは女性で、彼女の唯一といって理解者である娘も女性で、女性を応援する作品なんですけど、男性の私にも刺さりまくる内容でした。
元天才建築家ということもあり“創造”をすることがキーワードとして出てくるのですが、建築で建物を“創造”してきた彼女が、もう一度そこと向き合い情熱をたぎらせてく流れにグッときます。

立ち止まってしまったり、休んでしまたりして、自分を見失ったときに、自分自身の核にある大切なものにもう一度フォーカスし、そこに向かって行動を起こすと自分らしさを取り戻すことができる。
そんなメッセージが込めらていて、作品を見終わったあと少し目をそらしていた自分へ向き合ってみようかなという気持ちにさせてくれました。

TARやブルージャスミン、ロード・オブ・ザ・リングとままた違ったケイト・ブランシェットの演技にも注目です。
かなり台詞回しの多い作品で、飄々とポップに言葉を並べていく感じは新鮮に感じました。