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映画『DIVOC-12』本予告

12人の映画監督が撮った12本の短編作品がつまったオムニバス映画。
COVID-19(新型コロナウイルス)の“COVID”をひっくり返してつけられた「DIVOC」というソニー・ピクチャーズの映画製作プロジェクトタイトルに、新型コロナウイルスの影響を受けている監督や俳優、制作などの活動を支援するという思いが込められていてとても素敵です。

1作品10分前後でありながら、監督や俳優の思いがぎゅっと込められている感じがあり、満足度の高いオムニバス映画でした。
前田敦子が主演の「睡眠倶楽部のすすめ」や藤原季節・富司純子さんの「よろこびのうた Ode to Joy」のような切なくて悲しい作品もありながら、清野菜名主演で上田慎一郎監督らしい「死霊軍団 怒りのDIY」や松本穂香さん主演の「ユメミの半生」のような笑えてワクワクする作品もあり、これでもか!っていうくらいたっぷり楽しめます。
作品の並びで、悲しい作品のあとにぶっ飛んだ作品がきたりして感情が揺さぶられて、ちょっと疲れてしまう感じもありますけど「映画を見た」感がいっぱいあって好きです。

映画『DIVOC-12』予告 上田監督チーム

12作品もあるので、この映画を見た人と「どの映画が良かった?」とか「あの作品どう思う?」とか語り合いたくなります。

前田敦子さん主演の「睡眠倶楽部のすすめ」は、忘れかけてしまった大切なものを思い出して前に進んでいくような感じがとても好きだし、窪塚洋介さんがかっこよかった「タイクーン」も良かった。

“総人口の29%が65歳以上に”というニュースを目にしたせいもあるのか、「よろこびのうた Ode to Joy」はとても印象に残ってます。この最近で一番すきな俳優の藤原季節さんも出ていてよかったし、なにより富司純子さんの演技がとても素晴らしかった。

どんどん空間が変わっていくスピード感と石橋静河さんの躍動が良かった「流民」や、映画好き物語好きの心を揺さぶる「ユメミの半生」もワクワクして面白かった。
ラジオを聞くくらい松本穂香さん好きなんですけど、作品の中でレトロなウエイトレスになってみたり、荒野で敵から逃げる戦士になってみたり、びっくりするくらい役で雰囲気が変わるのすごすぎます。

映画「新聞記者」や「ヤクザと家族 The Family」好きなんですけど、その藤井道人監督が撮り横浜流星さんが主演した「名もなき一篇・アンナ」も良かった。
とらわれていたものから離れて再生してくような内容で希望があり、美しい映像と龙梦柔さんの清らかさに心癒されます。

新垣結衣に似てると話題になったことで龙梦柔(ロン・モンロウ)さんを知っているんですけど、旅の中で見せる表情の演技がすごくナチュラルで映画初挑戦だとは思えないほどでした。

横浜流星、松本穂香、前田敦子、藤原季節、石橋静河、小野翔平、窪塚洋介、小関裕太、清野菜名、横田真悠、渡辺いっけいなど。豪華過ぎません?
12作品どれも素敵だし、好きな俳優さんばかりでめちゃくちゃ楽しめた。

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DIVOC-12


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