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映画「ヘルドッグス」予告動画

映画「ヘルドッグス」の試写を見てきました。

昔からある王道のヤクザもののバイオレンス作品を継承しつつ、グローバルでインテリな組織運営やスタイリッシュな演出に今っぽさも感じました。
MIYAVI(十朱)さんや金田哲(三神)さんあたりが“インテリ”感なのかな。
映画「ヤクザと家族 The Family」の時代に取り残されて衰退していくヤクザのあり方とはまた違った“最新のヤクザ”といった感じでしょうか。
少し前に見た「グッバイ・クルエル・ワールド」のバイオレンス映画だったし、橋本環奈さんの「バイオレンスアクション」も記憶に新しく、バイオレンスものが流行っているのでしょうか。

ヘルドッグス 地獄の犬たち(角川文庫)

ノンストップ・クライム・エンターテイメントというだけあってアクション多めで展開も早くスピード感があります。
展開が早すぎてところどころ相関関係がわからなく場面もあり、おいていかれそうになりました。
殴る、蹴る、撃つ、刺す、殺す、血が飛ぶ、と残酷なシーンも多いです。
こういう作品を見慣れてない方はちょっとつらいかもしれません。

+act. ( プラスアクト )

アクションはかなり見応えがありました。
今どうやって倒したの?っていうくらいのスピードの香港映画のようなアクションがあったり、じっくりなぶり殺す極道アクションや、ドンパチ打ち合うのガンアクションに、一対一の王道アクションと、バリエーションが豊富。
特に、いや当たり前ですが岡田准一(兼高)さんのアクションはすごかったです。
映画冒頭での中東の殺し屋かと思わせる出で立ちとアクションにはしびれました。
かっこよすぎます。
坂口健太郎(室岡)さんの、子犬のようで可愛い後輩のような雰囲気をまといつつ内からでてくるサイコな狂気もよかったです。
また、十朱を演じたMIYAVIさんもかっこよかった。今風のキングっぽさがピッタリでした。
北村一輝さんのヤクザは間違いないし、大竹しのぶさんさんの演技もよかったな。
意外だったのが、金田哲さんの演技。お笑いのネタ同様、チキンで頼りない雰囲気をいかしつつの配役がぴったりでした。
あと、元劇団四季の吉原光夫さんの歌声は必見です!

関連リンク

ヘルドックス公式サイト

ヘルドックス 地獄の犬たち (角川文庫)

ヘルドッグス 地獄の犬たち (ヒューコミックス)

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