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映画「いつまた、君と ~何日君再来~」予告動画

 

映画「いつまた、君と ~何日君再来~」の試写を見てきました。
気づくと涙している感動映画。
野際陽子さんの遺作でもあります。

 

ストーリー

主人公 芦村朋子(尾野真千子)が夫の吾郎(向井理)との思い出を手記としてまとめてるさなかに、体調を崩し突然倒れてしまう。
祖母のかわり孫の理が手記をまめることになり…。

手記を通して、祖父 吾郎(向井理)と祖母朋子(尾野真千子)の波乱に満ちた人生の道のりがドラマチックに描かれています。

 

向井理が祖母へ贈る物語

向井理が祖母のお祝いに、家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井が企画し7年をかけて映画化した作品です。

 

吾郎(向井理)の強さ

物語はまさに波瀾万丈。
つぎづぎと困難が起こっていが、夫の吾郎(向井理)は苦難に耐え立ち上がり家族を守っていく。

劇中の吾郎(向井理)はとてもかっこよく男として父として本当に「強い人」です。
こんなに強い人間はいるのか…と疑いたくなるほどに強い吾郎(向井理)の姿は、映画を見終わっても頭の中にしばらく残るほどでした。

 

 

生きることを教えてくれる映画

どうしてこんなにもたくましく強くいられるんだろうと、映画を見た後の帰り道で考えていたら、ハッと気づきたことが。
吾郎(向井理)は強いのではなく、妻のため家族のためにただがむしゃらに「生きた」だけなんじゃないかなと。

強いとか弱いとか、そんなことではなく、むしゃらにその時を生きていた吾郎(向井理)。
人生を生きるということはそういうことなんじゃないかと、胸が奥がグッっとなりました。

 

映画をみて

朋子(尾野真千子)が、吾郎(向井理)の苦悩に気づいた瞬間。
朋子(尾野真千子)の娘の真美(岸本加世子)が母の思いに気づいた瞬間。
号泣して涙がとまりませんでした。
フォードのトラックで世界中を旅している幸せそうな2人を思い描くとまた涙が…。

波乱の時代を生きた姿に感動し、向井理の祖母への思いにも感動し、ゆったりとしているんだけれども激しくがむしゃらで、愛の詰まった映画だなと思いました。

 

野際陽子の姿

僕がこの映画の試写へ参加した時にはまだご存命だったと記憶しています。

試写の数日後に流れたニュースに驚き、見ていたニュース番組を見ながら固まってしまった。
劇中で演じられている姿ともだぶるものがあり、すごく大切な人を亡くしたような気持ちになりました。

スクリーンで女優 野際陽子の最後の姿を見ることができたことが幸せです。
すばらしい演技を僕たちに魅せていただきありがとうございました。

 

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関連リンク

いつまた、君と ~何日君再来~


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