デザインとアートのコンペティション「Tokyo Midtown Award 2016」を見てきた
東京ミッドタウンが展示会場になっている「Tokyo Midtown Award 2016」を見てきました。
Tokyo Midtown Award 2016 とは
2008年から開催されているデザインとアートのコンペティションで、次世代アーティストの登竜門といわれています。
グランプリ、準グランンプリ、優秀賞、審査員特別賞(デザインコンペのみ)に賞金があり、グランプリにはなんと100万円!
デザインコンペ部門は製品化のサポートがあり、過去にはた歌舞伎フェイスパックや富士山グラスなどヒット商品も生まれています。
また、イタリアのミラノで開催する国際家具見本市「ミラノサローネ」への招待もあったりと、応募者の夢と新しい才能を発掘する公募展です。
デザインコンペはポジティブな作品が多くて面白かった。ここからどの作品が商品化されていくのか、とても楽しみです。
アートコンペ受賞作品
グランプリ「意識の表象」
後藤 宙さんの作品。糸を使った彫刻作品です。
準グランプリ「Twistripe」
トラロープで作られた植物のような作品。東京という都市と植物をイメージして作られた作品です。
準グランプリ「波と椅子」
静的な安定をイメージさせる椅子と、動的で連続するエネルギーをイメージさせる波が、1つの造形物としてバランスを保っているという彫刻作品です。
優秀賞「底なしの渇き」
白いベンチに置かれた紙袋を覗くと、満たされた水と排水溝が見える作品です。
優秀賞「時を纏う」
服に残る傷や汚れから過去の記憶を見る作品です。
デザインコンペ受賞作品
グランプリ「おつかれさま通帳」
通帳の「給料」や「給与」といった取引内容欄に「今月もお疲れさまでした。」という一行を加えることができるサービスです。ほっこりとする優しいデザイン。
準グランプリ「おめでたい紙コップ」
ありそうでなかった紅白幕の模様の紙コップ。パーティや記念日を楽しく華やかに演出してくれるデザインです。
優秀賞「数字になるチョコレート」
記念日にピッタリな数字になるチョコレート。特別な日に数を視覚かしてくれるデザインです。
小山薫堂賞「THE BIRTH」
子供の出生時体重と同じ重さのウイスキー。出産の記念に命の重さを記録として残しておけるデザインです。
佐藤卓賞「MIZUHIKI PEN」
水引を自由に描くことができるお祝いにぴったりなペンです。カジュアルに和をカスタムできるデザインです。
柴田文江賞「HAPPINESIN」
針の中に一つだけ幸運の針がまじってるステープラーの針。日常業務の中でちょっとした幸せを感じることができるデザインです。
原研哉賞「キャンドル付箋」
キャンドルの形をした付箋です。会社や学校などで使いたいくなるデザインです。
水野学賞「切子プラカップ」
切子デザインのプラスチックカップ。カジュアルに和を楽しめ、パーティなんかにも使いたくなるデザインです。
関連リンク
http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/