Tokyo Midtown Award 2018を見てきた
東京ミッドタウンが展示会場になっている「Tokyo Midtown Award 2018」を見てきました。
Tokyo Midtown Award は2008年から開催されているデザインとアートのコンペティションで、次世代アーティストの登竜門といわれています。
グランプリ、準グランンプリ、優秀賞、ファイナリスト(デザインコンペのみ)、優秀賞(アートコンペ飲み)に賞金があり、グランプリにはなんと100万円!
デザインコンペ部門は製品化のサポートがあり、過去にはた歌舞伎フェイスパックや富士山グラスなどヒット商品も生まれています。
また、イタリアのミラノで開催する国際家具見本市「ミラノサローネ」への招待もあります。
デザインコンペ受賞作品
グランプリ|黄金比箱|広川楽馬 迫健太郎 中塩屋祥平
名前の通り「黄金比」を利用した弁当箱。黄金にかけて色も金色です。
アールがある角とか、何を詰めるんだろうなーなんて野暮なことを考えてしまいました、ちょっとほしい。
デザイン好きにはよろこばれそう。
優秀賞|SHADOW CLONE TECHNIQUE|竹下 早紀
一つの椅子が2つになるシェアできる椅子。しかも、それが影になっている。
とても素敵ですよね。
優秀賞|NENKI-年記-|H&F
年に1度だけつける日記。その年をふりかり、また数年後に読み返す。なんだかすてきです。
優秀賞|肌羹|仲野 耕介
黒から白へうつくしいグラデーションの羊羹です。切る場所で色がかわるのもおもしろいですよね。
また、肌の色が違う人種が一つになっている様も素敵です。
ファイナリスト|nipple invisible|山月 智浩
写真がわるくて分かりづらいですが、生地をよくみるとポツポツと乳首の突起がついています、それもたくさん。
シャツを着たときに浮き出てくる乳首の突起を目立たなくさせるという発想からうまれたデザイン。
とてもおもしろいです。
ファイナリスト|ねこに小判|uruco
お金の形をしたキャットフード。
洒落てる!
ファイナリスト|cocoro ame|プラマイロク
キャンディーの形を円グラフにみたてた作品。贈る人のココロがパーセントで表現できるのがおもしろいです。
ファイナリスト|one|河路 潔
お椀をよーく見るとご飯粒が一つのこっています。でもそれはお椀にデザインされたにせものの米粒。
食育としても素敵だし、偽物に出会える楽しみ素敵だし、ちょっと欲しいです。
ファイナリスト|ぺこぺこストロー|中山桃歌 上田美緒 三浦麻衣
ぺこっとおじぎをしているイラストがかわいいストロー。
とても日本的で素敵です。
ファイナリスト|顔文字体温計|田口 博基
デジタル表示に顔文字!
熱が出てしんどいときに顔文字がでてくるとほっこりするかも。
アートコンペ受賞作品
グランプリ|息を建てる/都市を植える|青沼 優介
準グランプリ|星圖|下村 奈那
優秀賞(審査員特別賞)|愛おもう屋台|田中 優菜
優秀賞|時は建築家、民衆は石工|泉 里歩
優秀賞|”Stand Up!”|髙 瑞雪
優秀賞|普通の日|YU SORA