異分野と融合し新たな価値の提供を目指す「TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH 2019」へ
東京ミッドタウンで開催しているデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2019」を見てきました。
「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに今年で13回目を迎える秋恒例のイベントです。
毎年テーマがあり、今年のテーマは「FUSION(融合)」。
一個人、一企業だけでは、イノベーションを創出することが難しい現代に、デザインが空間やテクノロジー、アートなどの異分野と融合することで、新たな価値の提供を目指すという意味が込められています。
デザインの森
ミッドタウン・ガーデンではメインイベント「デザインの森」。
ミラノデザインウィークでも話題となったクリエイター“SPREAD”による作品「六本木カラー渓谷」で、「色景に浸る」をコンセプトのインスタレーションです。
Moment
風をモチーフに、目には見えない「一瞬」を有形物として具現化させた作品。
ミラーのようにもなっていて、作品を覗き込んだ人が映り込む様子もとてもおもしろいです。
デザインのひろば
緑の芝生に、プロダクトデザイナーの深澤直人さんやインテリアデザイナーの五十嵐久枝さんがデザインした5つの遊具がならんでいます。
オブジェのような遊具を、子供たちが想像力豊かに遊んでいて、クリエイティブな空間でした。
森の学校
今年も森の学校が開催されていました。
ウェブマガジン「六本木未来会議」のアイデア実現プロジェクトです。
デザイナーの三澤遥さんや、丸太をまるごと解体してまな板を作る中川周士さんのクラスなど。
なかなか参加することができていないので、来年こそは。。
ドコモとデザイン
ドコモオリジナルのAndroidスマホ「MONO」の製品デザインを通して、ドコモの哲学がわかる展覧会です。
▶ MONOを通してドコモの哲学がわかる「ドコモとデザイン」展へ
Salone in Roppongi vol.7 2019
Rocca SPIELEのデザイナー柿木原政広さんが手がけたモビール展示。
intree table
team balancoが制作した屋外用家具作品で、「デザイナート・トーキョー」の出展作として展示されていたものです。
前からその場所に存在していたかのように馴染んでいて、キャノピースクエアと一体化していました。
▶ 自然と一体化できる屋外用家具作品「intree table」
TOKYO MIDTOWN AWARD
東京ミッドタウンが展示会場になっている「Tokyo Midtown Award 2019」。
グランプリの「すべてティッシュでできたティッシュペーパー」には脱帽!
今の時代にあっているコンセプトで、テッシュをすべて使ったあとにのこったボックスは内側を使うという細かい部分も素敵。
▶ TOKYO MIDTOWN AWARD 2019を見てきた