映画「Our Friend アワー・フレンド」の試写を見て
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全米雑誌賞を受賞したエッセーを映像化した作品。
癌で余命宣告を受けた夫婦とその親友が過ごした時間を描く美しい物語です。
2014年を軸に過去と現在をいったりきたりしたら、妻と夫の恋愛・結婚、子どもたちとの生活、癌と診断され療養を家族で支えていく姿、そして彼らを献身的に助ける親友との友情を。再生・希望・別れと人生の大切なものを教えてくれるストーリーになっていました。
夫マット（ケイシー・アフレック）と妻ニコル（ダコタ・ジョンソン）との波乱万丈ある美しい人生も良かったけど、やっぱり親友デイン（ジェイソン・シーゲル）の献身的な友情に感謝し感謝したくなります。
看病で疲弊している友マット（ケイシー・アフレック）に手を差し伸べ、彼らの家に居候しながら子どもたちの面倒も見る。
離婚の危機を救い、病気で心が病んでいるニコル（ダコタ・ジョンソン）をケアし、子どもたちとの仲も取り持つ。
楽しい瞬間や幸せは一緒になって思いっきりはしゃぎ、辛いときは側にいてくれる。
故郷や恋人と離れて自分の人生を親友のために捧げることができるなんて、すごすぎるし、これが実話だなんて。
こんな素敵な親友がいるなんて幸せすぎる。
今の自分が、誰かのために人生の時間を使うことがどれだけできるか、デイン（ジェイソン・シーゲル）のようになれるか、試写の帰り道でずーっと考えてしまいました。
親友に支えられているだけでなく、互いに支え合う後半の展開にも涙。
最後の「ニコルのことを書いていたんじゃなかったのか？」（セリフうる覚えです）に、涙どばぁーーーー！
素敵な作品でした。
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