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映画「プーと大人になった僕」の試写を見てきました。

ぬいぐるみっぽさ

プーや100エーカーの森の仲間達がめちゃくちゃ可愛い!
暴れまわるティガー、ピョンピョンとびまわるラビット、ずんぐりとしたイーヨー、どのキャンプも実写で良さがちゃんと出でいるのがすごくよかった。
そして絶妙なぬいぐるみっぽさ!
テディベアから着想してうまらたプーさんはクマのぬいぐるみですよね。
そのぬいぐるみ感みたいのが絶妙な案配ですごくよかった。特にプーの動きが素晴らしい。
もっとリアルに滑らかに動かしたり出来るだけところを、あえてレベルを落として、でもやり過ぎてチープな感じにならないような絶妙なところ。
実写化するにあたって、かなりこだわった部分なんじゃないかな。

忘れたものをみつける

子供の心、友情、仲間、大好きだった場所、家族への愛、カバン、遊び心、何もしないこと。物語の中にはたくさんの忘れ物があって、それを一つ一つ思いだして大切なことに気づいていきます。
その忘れ物は映画の中だけのことではなく、映画を見ている僕らにも当てはまることがたくさん。
目の前にあるのに見えていないもの、心の中や重いでの中に眠って忘れている大切なことに気づかせてくれる映画がもしれません。

顔が変わっていく

子供の心を忘れてしまったロビンは、仕事に終われ疲れきっていました。
ロビンが勤める会社の部署が危機的状況で、家族そっちのけで大切なものが見えなくなっている。
そんか彼が、プーと再会し100エーカーの森の仲間たちとの過ごすことで少しずつ顔の表情変わっていきます。
ユアン・マクレガーの表情の演技はすごい。
プーと再開したときの顔と、最後のシーンで見せた顔のを並べて比べてみたいです。
表情が少しずつ変化していくのも見所だと思いました。

なにもしないことをする

少し哲学的で心に響く名言がたくさんあるくまのプーさんの魅力でもありますよね。たくさんある名言の中で最も有名なのが「なにもしないことをする」という言葉。
子供のころは全然ビンとこなかった言葉ですが、今ならその言葉がいろいろな意味を持って心に入ってきます。
劇中にもたくさんの名言が出でくるのですが、この言葉が物語の核にあります。
クリストファー・ロビンが大人になり日々仕事に追われていくなかで忘れてしまった言葉。
大人になると何もしないということができなくなる。
劇中でその言葉の大切なメッセージに少しずつ気づいていき思い出していくロビンに、今の自分を重ねて涙してしまいます。

映画を見て

たくさんの気付きがある映画でした。すべの年代でたのしめると思いますが、社会に出でがむしゃらに戦っている人に一番ささるような気がしました。
気づかされたことで何かが劇的に変わることはないけど、映画を観たあとは少し自分の表情が優しくなっているかもしれません。
コミカルで可愛いキャラクター達の可愛さに癒され、大切な忘れ物を思い出せるような映画。
映画が公開されるころは秋ですね。
“トンクリ”を拾いに森に出掛けてみようかな。

関連リンク

プーと大人になった僕


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