映画「レオン」の試写を見て
映画「レオン」の試写を見てきました。
めちゃくちゃ笑った!
腹がよじれる!
情熱大陸調の映像から入り、君の名はやゴジラのパロディもいれつつ、小さいボケが積もり積もって、映画の中盤から劇場内は笑い声であふあれていました。
僕はあまりコメディ映画が得意ではないので、B級コメディ映画なテイストから入ってきたので、ちょっと身構えてしまったのですが、気づいたら声をだして笑っていました。
もー、ずるい!するいよこの映画!
竹中直人の演技や心の声、個性的すぎる登場人物に配役、突き抜けた演出に笑わざるおえない!
こんなに笑うとは想像もしていなくて、今更びっくりです。
性のジレンマ
体と心が入れ替わって、男が女に、女が男になり、身体的性別が変わってしまう戸惑いがコミカルに描かれてるのがとてもおもしろかったです。
ふとした時に自分の胸に手が触れてドキッとするとか、トイレにいくのにためらってしまうとか、おんなの武器を使おうとトライしていくところなど、入れ替わりを意識させるかのようにちょこちょこ入ってくる性別への葛藤がこの映画の地盤にある面白さですね。
「本来はこんな感じ」というテロップで体の中にいる男の竹中直人が表にでてくる演出とかズルすぎます。
また、心が男なのに、純粋でイケメンな同僚に恋をしまい、「俺…男なのに…」と心まで女性になってしまいそうになるのも面白かった。
竹中直人
知英さんの演技も突き抜けていてよかったんですが、この映画は竹中直人の映画と言っていいんじゃないかと思います。
知英(小鳥遊玲音)がスクリーンで奮闘していても竹中直人の影が見えるし、竹中直人(朝比奈玲男)は竹中直人だし。
見た目は男なのに喋りが女性になってしまうとか、立ち振舞が女子っぽいとか、溢れ出る女子感を演じる竹中直人が面白くて腹を抱えてしまう。
特別好きな俳優さんというわけではななかったけど、もう大ファンです。
最高に演技が面白い。
竹中直人をあまり好きではない人にもすすめたい
映画をみて
いやー、面白かった。笑った。
映画館で大人数で笑い合うっていうのはいいですよね。
ちょっとずつツボに入っていって、隣でムスッとしてたおじさんも気づいたら笑っていて、なんかすごく良いなと思った。
またこの映画も家でみるのと劇場でみるのでは面白さがぜんぜん違ってきそうだな。
映画館で大勢のお客さんと一緒に思う存分笑ってほしい作品です。
あー、面白かった。
関連リンク
▶︎ 映画「レオン」公式サイト
▶︎ 原作 レオン