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映画「グッバイ・クルエル・ワールド」特報動画

映画「グッバイ・クルエル・ワールド」の試写を見てきました。

想像していた感じとはかなり違っていていい意味で裏切られました。
ロードムービーかなと一瞬思ったけど、しっかりとしたバイオレンス映画。
これだけキャストが豪華なバイオレンス作品は最近では珍しい気がします。

リアルな“痛さ”はそれほど強くないけど、血しぶきは飛びまくり人が殺されていくので、暴力的なバイオレンスものが苦手な方はにはきついかもしれません。

「タロウのバカ」「MOTHER マザー」「セトウツミ」「まほろ駅前」シリーズなど、大森監督作品いくつか見ていて好きな監督さんで楽しみにしていたので見れてよかったです。
大森監督が思う“かっこいい”を詰め込んだというだけあり、かなり盛りだくさんな印象を受けました。
音楽もそうだし、それぞれのシーンも出演している俳優さんにもこだわりを感じます。

西島秀俊さんや大森南朋さんは、無骨で泥臭くて暴力的な役がめちゃくちゃかっこよくハマりますね。登場するメンバーの中で一番頭がイカれるやつの斎藤工さんの演技もかっこよかった。
雑魚キャラっぽい宮川大輔さんとか、どこかひょうひょうとした悪いやつの三浦友和さんも良かったし、玉城ティナさんの鋭い演技も良かったです。
一番驚いたのが宮沢氷魚さんの役どころでしょうか。
普通の青年から、どんどんヤバいやつになっていく人格の変化が見事でした。
試写では、まだ情報解禁になっていない俳優さんも見れたので、これから作品を見る人には楽しみにしていてほしいです。

裏社会で生きてた人や、政治の世界から落ちてきた人、夜の街で生きていた女の子ななど、登場人物が傷だらけで面白いです。
仲間や家族や居場所を失った人たちが、もがき潰れ行く様を、血まみれのジェットコースターのってい感覚で見せていくイカれた作品です。

関連リンク

グッバイ・クルエル・ワールド

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